アイキャッチ写真:ユリの花、Googleレンズでは、クロコスミア、セイヨウオニアザミ、コオニユエイ、オニユリ、タニユリ等々の名前が出てきますが、写真は一体何なのか詳しい種類はわかりません。AIにアイキャッチ画像を作らせようと思ったのですが、何か課金されそうなので調べています。
今朝の朝日新聞デジタルのニュースを見ると、国土交通省がトヨタを、たたきに入っていると感じます。新聞が「不正」をしていると判定して報道しているということです。
「不正」を行っている会社だとして、「不正」と言う言葉でトヨタの経営を批判しています。
国土交通省が朝日新聞に情報を提供して、もしかしたら記者クラブに情報を提供しているのかもしれませんが、追い込みに入っている感じです。
官公庁などの既得権益層の権力行使とその構造維持です。
「ホリエモン」の時などと同じように、「不正」を社会に伝えるためにマスコミの記者を利用します。
記者は、情報をもらえなくなると困るので権力構造維持の利益共同体になる可能性があるので、
情報のギブ&テイクの道具に使われてしまうと思います。
記事のタイトルは:トヨタ会長の「北米基準の1800キロ」で試験 基準は06年に廃止。
記事の最後に、(角詠之)と署名されています。
トヨタ自動車で車の大量生産に必要な「型式指定」を巡る認証不正があった問題で、不正があった後面衝突試験で、トヨタの豊田章男会長が「北米基準」と主張していた基準が2006年に廃止されていたことが国土交通省への取材でわかった。
国交省関係者によると、基準は、日本や欧州は小型車が多く、アメリカは大型車が多いなど各国の実情に沿ったものになっており、より重いもので試験をすれば安全性が高まるというものではないという。より重いものに耐えられるよう車体のフレームなどを強固にした場合、ブレーキや燃費の性能に影響することもあるという。
後面衝突試験は車の追突事故を想定した試験で、日本を含む国際基準では重さ1100キロの台車を衝突させるルールだが、トヨタは1800キロの台車を用いて試験を実施していた。6月の会見で豊田会長は「後方からぶつけられた場合の北米基準だと、1800キロの重さを後ろからぶつけなさい。ところが、日本の基準だって1100なんですね」と述べ、「日本で認可できた車が、やっぱり世界で一番ね、厳しいあれを通っているので、大丈夫ですよというふうになっていた方が非常にシンプルになってくると思います」などと述べていた。
だが、1814キロの台車を用いるという米国の基準は06年に廃止され、現在は1361キロという。
トヨタの宮本真志・カスタマーファースト推進本部長もこの会見で、「より厳しい条件の試験」をしていたと繰り返した。また、国交省は31日、立ち入り検査などの結果、トヨタの後面衝突試験で、車両にダミー人形を搭載して試験を実施していたという新たな不正も確認されたと発表した。
シエンタの後面衝突試験では、試験車両の重量を軽く見せるため、書類には軽くした重量を書く不正も見つかったという。(角詠之)
気になる箇所に青色のアンダーラインを引いておきました。
取材と言うより聞いた話を記事にまとめているにすぎません。
こういうのをこたつ記事と言うのでしょうか。
記者クラブ記事というのでしょうか。
一方で、聞いたことを書いていますので内容は嘘だとは言えません。
これからの取材が期待されます。
検査が入り、日常の会社経営に差し支えることが次々と出てきているということです。
時代遅れでも、非効率でも、国家権力の定めたことは守るものだということだと思います。
行政の思考回路でもあり、民間人の思考回路でもあります。
間違っていても守らなければならないのが、口を閉ざす原因と思います。
アメリカとの戦争反対もそうだったと思うのですが。
「コメンテーターのあるあるコメント話」のようにオープンな議論が必要だなどととは申しません。
以上
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