また異常なことが起きている匂いがします。国土交通省技術系官僚と日本で製造する自動車メーカー。

店じまいよたよた日記
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日本の自動車メーカーが、出荷停止で国内で自動車を作れなくなっています。

国土交通省が、自分たちで設定した認証試験を、設定した通り行うのが当たり前だと思っています。認証試験を決められた手順や段取りで行わなければならないということらしいです。
で日本の自動車製造業は、その手順や段取りそして内容で別のことをやっていたということらしい。

国土交通省、旧運輸省なのか昭和の時代に作られた認証制度の仕組みかもしれません。
多くにメーカーでマスコミが「不正」と表現したことが行われていました。
監督官庁の視点からは「不正」と言われることです。
ただ官僚の方も、現行制度の現実的な見直しも必要と考えます。
DX時代の認証制度の見直しも必要かもしれません。

行政の権力を使い、民間を「たたきに入る」ことの無いようにです。
検察権力の最近、話題になったような取り調べや、身体拘束の有り様のように。
民間や、国民を「つぶす」権力を持っているわけですから。
このような公権力の行使は、国が衰退し滅んでいくことにつながります。

この様子は、平成の日本経済の衰退とも重なります。

トヨタに是正命令へ 「型式指定」の不正で 国交省

自動車などの大量生産に必要な「型式指定」の取得に関して自動車メーカーなどが不正を行っていた問題で、トヨタ自動車で新たな不正が見つかったなどとして、国土交通省が抜本的な改革を求めるため道路運送車両法に基づく是正命令を近く出す方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。

トヨタに是正命令が出されれば、初めてです。

トヨタでは、国の「型式指定」の申請にともなう認証試験で7車種で不正を行っていたことが明らかになり、国土交通省の出荷停止の指示を受けて、3車種の生産を停止しています。

トヨタは7月5日、過去10年分の国内向けのモデルを対象に、内部調査を進めた結果、新たな不正事案は見つからなかったと発表していますが、国土交通省が調査を進めた結果、新たに別の車種で不正が確認されたことが関係者への取材で分かりました。

これを受け、国土交通省はトヨタに対して抜本的な改革を求めるとして、道路運送車両法に基づく是正命令を出す方針を固めたということです。

トヨタに是正命令が出されれば初めてで、近く、幹部を国土交通省に呼び、命令書を手渡すものとみられます。

出典:NHK newsWeb 2024年7月31日 11時57分
    → トヨタに是正命令

なお、日本のメーカーが収益源とする米国には、「国による認証制度がなく、メーカーの責任で安全基準に対応する、「自己認証」で対応している。」そうです。
アメリカは、テスラのような新規参入のプレーヤーも出てくるわけです。
中国も、BYDなどの新規参入のプレーヤーがたくさん出てきています。

私が関心を持ったきっかけは、週刊現代の次の記事からでした。

《国交省vs.トヨタ》複雑すぎるクルマの「認証制度」が、これまで問題視されなかったシンプルな理由

「認証試験のプロセスの全体像を把握している人は一人もいない」――3日の記者会見でトヨタの豊田章男会長がぽろりと本音を漏らしたが、認証試験の内容は複雑怪奇なものと言われている。

トヨタ以外のメーカーのある幹部も「法規で明確に定まっていない内容もあり、そうした点は国交省と話し合いながら決める」と説明する。行政側の解釈が入り込む余地がかなりあると見られる。

そして、「認証試験制度の一部には、開発の実態や時代の流れに合っていないものもある」というのが企業側の本音だ。

認証制度やリコールを担当する技術系官僚が多く存在しており、「認証制度そのものが技術系官僚のレゾンデートル(存在意義)の一つになっている」(自動車メーカーOB)との見方もある。認証不正が増えれば増えるほど、技術系官僚の出番も増えている。

出典:週刊現代2024.06.21

参考《国交省vs.トヨタ》攻防の「内幕」すべて明かす……なぜ認証試験で「不正」は起こったのか

以上

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