アイキャッチ写真:庭の桜の木、植えて3年経過しましたが花が付きません。/
タイトル:【すぐ逃げて】身近にいる「相手をコントロールする人」の一つの特徴。
「父が息子に語る壮大かつ圧倒的に面白い哲学の話」スコット・ハーショビッツ著ダイヤモンド社刊の案内記事で、DIAMOND ONLINE 2024.4.12 4:13(構成は川代紗生さん)を読んだ、気づきをシェアします。
他者との向き合い方に2つの態度があるという話。
一つは、「客体への態度」。
スイッチを入れれば水がサーバーから出てくるとか、メモリを調節すれば温度が上がるトースターのように「Aをすれば、Bが起こる」というように、コントロールできることを前提とした接し方。
例として、だらしのないご主人をコントロールしようとする奥さんが取り上げられているそうです。
人をモノとしてみるということは、人を「管理され、操作され、矯正され、訓練されるべき存在」としてみることだと述べています。
もう一つは、「反応的態度」
人をモノ扱いする「客体への態度」とは対照的に相手を人間として接する態度のこと。
私たちは他者との関係のおいて――配偶者として、同僚として、友人として、あるいは
相手はこのように振る舞うべきだという期待を持っている。基本的に、私たちは相手が善意をもって接してくれることを期待している。それ以上の何かを示してくれればいうことはない。だが相手が期待以下のことしかしてくれなかったら――まして、ひどい扱いをされたら――怒りや恨みを覚える。
この後、川上さんの気づきが語られます。
続きは記事をご覧ください。
働き方改革は、ともすれば「客体への態度」かと気づきました。
ハレモノに触るような職場に魅力がありや否や。
新入社員が、すぐにつまらなくなって退社するわけです。
他者との向き合い方について、取り上げた2つ以外の切り口もあると思いますが、
人間のやること、MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)に整理するよりは
人に対する気づきを拾うことで理解に近づくことが大切と考えています。
理論に当てはめるコンサル会社のマーケティング企画書と現実の違いと言いますか。
さらにつけくわえると、妙に整理されているほうが論理性の証を作る恣意性を感じます。
最近のビジネス書ってこう感じるわけで、つまらないし気づきが少ないと思います。
マーケティングのテクニカルなことはAIの時代にまかせ、哲学や心理学など人間を中心にした思考をしたいと感じています。
以上
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