海外でも、日本の検察のやりかたは、不信をもって見られているようです。日本のマスコミは怖くて何も言えずに大本営発表で言いなりですが。

店じまいよたよた日記
この記事は約3分で読めます。

(※写真:今回の写真は、どんぐりです。今年は8月8日の立秋のころから葉をつけて飛び降り始めました。
朝の、掃除が大変な季節になりました。後に枯葉が続きます。)

2015年11月20日夜、渋谷区神宮前「表参道ヒルズ」の宝石店「ハリー・ウィンストン」でダイヤの指輪など46点(約1億600万円相当)を強奪事件。

容疑者の身柄の引き渡しを求める日本に対し、イギリスの裁判で弁護側は、日本に引き渡した場合、捜査機関による長時間の取り調べで自白を強要されるなど、人権上の懸念があると訴え、裁判所は、日本政府に求めていた容疑者の人権への保証が不十分だとして引き渡した場合、人権侵害を被るおそれが拭えないなどと指摘し、日本側の求めを退けました。

日本とイギリスの間に容疑者の身柄の引き渡しに関する条約は結ばれておらず、裁判で弁護側は、引き渡した場合、捜査機関による長時間の取り調べで自白を強要されるなど、人権上の懸念があると訴えていました。容疑者3名のうちチャペル容疑者1名についての判断でした。

NHK おはよう日本 2022年12月3日 7時18分 

以下引用

表参道強盗事件 国際手配3人を英で拘束 日本へ引き渡すか審理

7年前、東京・表参道の宝石店でおよそ1億円分の宝石が奪われた事件で、警視庁が国際手配したイギリス国籍の男3人の身柄がイギリスで拘束されていたことがわかりました。日本への引き渡しをめぐる審理が現地で行われていて、1月にも判断が示される見通しです。

2015年11月、東京・渋谷区の高級宝石店に3人組の男が押し入り、警備員を殴って大けがをさせた上、ダイヤの指輪やネックレスなどおよそ1億円分を奪って逃げました。

この事件で警視庁は5年前、いずれもイギリス国籍の男3人について強盗傷害などの疑いで逮捕状を取るとともに、ICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配していましたが、3人の身柄がイギリスで拘束されていたことがNHKの取材でわかりました。

現在、日本への引き渡しをめぐる審理がロンドンの裁判所で行われていて2日の審理で弁護側は、引き渡された場合、▼警察による長時間に及ぶ取り調べで自白を強要された上、▼99%以上が有罪となる裁判制度で裁かれるなど、人権上の懸念があると訴えました。

これに対し、日本政府の代理人は取り調べは原則として録画され、自白の信用性が疑われる場合は証拠として採用されないことなどを説明するとともに「両国には長く続く緊密な関係がある。それをより確かなものにしなければならない」と述べました。

なお、、イギリスで容疑者の身柄の引き渡しなどを専門とするアナ・ブラッドショー弁護士はNHKの取材に対し日本は、「国際的な独立した監視機関を受け入れて捜査や拘留、それに裁判の実情を明らかにしてもらい、人権に関する他国の懸念を取り除く必要がある。この問題に向き合う用意があるのか?」という趣旨のコメントをしていました。
世界標準、賛成です。

以上

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました