どうすれば幸せになれるか、人は。同世代の訃報が続く中、老後のナラティブの終末は “Die With Zero”。

キャリア考
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(アイキャッチ写真)宮古市内の閉伊川河口付近。小学生のころから慣れ親しんだ風景です。いい天気です。

パソコン内の資料整理をしていたら、田中春秋先生のブログのコピーが出てきました。
リクルートや、キャリアカウンセリング協会の立ち上げや、キャリアコンサルタント指導、著書も。厚生労働省関連の委員も務め、現在、キャリア研修センターとして独立された方です。
私も、先生の講座を受講させていただいたこともあります。

以下引用です。

2009年03月07日

これは面白い、是非みんなに紹介しよう、と思っていたのに遅くなってしまいました。

ハーバードビジネスレビュー2009年3月号に紹介されている実験の結果です。

「どうすれば幸せと感じるのか?」大事なテーマでしょう?

実験1:600人超のアメリカ人調査で、誰かにプレゼントを買ったり、慈善活動に寄付したり、社会の為にお金を使う人は「生活に満足している」と回答する傾向

実験2:企業の社員16名対象。30万~80万のボーナスをもらった直後と6~8週後の幸福度調査。金額の影響なく、わずかでも他人の為に使った方が幸福感高い。

実験3:46人のボランティアに5-20ドル支給し、半分の人は「自分の為に」、半分の人は「他人の為に」その日じゅうに使うよう指示。

金額に関係なく、他人の為に使った方が幸福感高かった。

つまり、自分が幸せになりたいのならば、他人にも何かを与えること。

全部じゃなくて一部でいいそうですよ。

オレがオレが、でなく、周りの人にも分け与える方が幸せになるって、直観的にはそう思っていても、実験の結果は見たことがなかったので新鮮に感じました。

お金じゃなくても時間や気持ちを周りの人に向けるのも同じような効果があるんじゃないでしょうか?

みなさんはこの実験結果どう思いましたか?人はどうすれば幸せになれるか?

キャリア研修センター 田中春秋さんblog2009年3月7日より

人生の「目的」は、何かとか難しいことを考えるよりも、
人生の「意味」を、考えたほうが楽になれます。
お金も大切ですが、もっと大切なことがあると感じています。
しあわせな日々を大切にしたいです。

実験結果は、この「しあわせな生活」のことを表現しているように感じます。
わずかですがお金はすべて使い切ってしまおうと考えています。
ここに、私の人生の知恵が問われていると思っています。
人生は一度きり、すべてを使い切って死のうと思っています。
“Die With Zero”

以上

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