母親の認知が少しずれてきているようです。施設内の段ボール箱を商品が入ったものと勘違い。商売をやっていた記憶と現在が入り混じっています。

日記(介護)
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アイキャッチ写真:玄関の脇、実がなっています。何の実かわかりません。Googleグラスでも赤りません。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

母親の介護施設内で新型コロナ感染が収まり面接可能となりました。
10分ほどの面会で、もっぱら母親の話の聞き役をしてきました。
魚菜市場で食料品卸売りをやっていたことがよみがえっている感じでした。
何年も前に、年齢もあり撤退し引退をしているのですが今と重なっているようです。

僕の、実家は祖父の時代に始めた漁船をもってマグロはえ縄漁業を中心に事業をしていました。
僕が小学校低学年くらいから漁業をやめて食品小売業をはじめました。
小学校高学年くらいには宮古市魚菜市場に店を構えて味噌・醤油・佃煮・ハムソーセージなどの卸売りの商売するようになりました。

朝、車や列車で近郊、近隣の町のお店が市場まで仕入れに来る形の商売です。
また航海に出る船の船積みの商品の納品も大きな売り上げになっていました。
そのころの記憶が、よみがえっているようです。
「あの段ボールに商品が入っている・・・。とか。」

ずっと施設にいると、昔と今とがあいまいになるのかもしれません。
認知症とは言えませんが、認知のゆがみが出てきたと感じました。
僕なんかだと、もう昔は、思い出したくないことなどたくさんあります。
思い出したら混乱しそうです。

施設の介護職員の方のお世話で、満足して生活はしているようです。
食事にも不満はないと言っていました。
当方の案の再発はなかったことを伝え帰ってきました。

介護も一段落。
自由な時間が取れるようになりました。
地元の仕事は対応していますが、数が少ない。
加盟している協会などから各種仕事の情報は届いているのですが、
今更、東京という感じもあります。

僕の東京は、杉並区の下井草から始まったのですが、
「もう、卒業しました。」という感じです。

以上

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